書類にはどうして朱肉なの? スタンプ台じゃダメなの?

昨晩9時から放送された
テレビ「所さんの学校では教えてくれない そこんトコロ!」では、
なぜ書類にハンコをおすときはスタンプ台じゃなくて朱肉なの?
というギモンを徹底追及してました


ギモン解決のために、愛知県にあるシヤチハタさんの本社へGO
シヤチハタさんにある『紫外線照射装置』を使って、
朱肉とスタンプ台でおした2つの印がどのように変化するのかを実験。
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   しばらく紫外線照射
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スタンプ台でおした印はかなり色が薄くなってます
もっと長い時間紫外線を当てれば消えてしまいそう…。
一方朱肉でおした印は変わりなし。くっきりそのまま

実は、スタンプ台のインキは水性なので、色が変化してしまったそうです。
しかも水性インキでは書類が水に濡れた場合は流れ落ちてしまいます。

朱肉は、古くは朱に松ヤニを練り混ぜて作っていた油性インキ。
そのため長い年月を経ても消えにくく水にも強いのです。
放送では、西暦700年代におされた書類の印も登場してました。
平城京や平安京があったころの印なのに、
今でもちゃんと読めるほどくっきりスゲー

重要な書類なのに、印が消えてしまってはダメですもんね

IMGP9698.jpg
ということで、
重要書類のハンコに朱肉を使うのは、水や光に強く長期保存に適しているから!
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